5日に市内で予定される東京オリンピックのマラソン・テスト大会を開く方針に変わりがない考えを改めて示した。
しかし、「矛盾」を指摘する識者もおり、市民からは五輪自体の開催にも疑問の声が聞かれた。
秋元市長は記者会見で、テスト大会について「本番に向けた運営のテスト」だとして必要との認識を改めて示した。
同じ日に行う予定だった市民マラソンは、感染拡大を受け4月19日に中止を決めており「必要最小限の実施」と理解を求めた。
道内では2日、昨年11月20日の304人を更新する326人の感染者を確認し、このうち札幌市は7割以上の246人。
秋元市長は医療提供体制の逼迫(ひっぱく)を懸念し「緊急事態宣言レベル」と危機感を示す一方で、
「時期を変更できないイベントまで強制的に中止する状況ではない。非常に分かりづらいと思うが、感染対策の意味で、
沿道での観戦を控えてほしい」と話した。
道は4月下旬から「特別対策」として同市を対象に不要不急の外出・往来自粛を要請中で、
飲食店などには午後9時まで(酒類提供は午後8時まで)の営業時間の短縮を要請している。
北海道科学大の秋原志穂教授(感染症看護学)は「この状況で、市民には自粛や大型イベントの中止を求める一方、
テスト大会や五輪の開催準備を予定通り進めているのは、矛盾していると言わざるを得ない」と指摘する。
市民からも疑問の声が聞かれる。白石区の男性(67)は「自粛要請したり解除したりと、
道や市の対策はダラダラ続いている感じがする。短期間でも市内は外出禁止にするなど強い措置が必要ではないか」。
西区の高校3年の女子生徒(17)は「この状況でオリンピックをする必要はないと思う。
我慢している市民のことをもっと考えてほしい」と苦言を呈した。
秋原教授は「変異株の影響などで感染者数が急増し、ワクチン接種も滞る中、(五輪開催で)海外から数万人が入国するのであれば、
市民に不信や不安が広がるのは当然」と語り、市内で予定されるマラソンや競歩について「観客の人数を制限できない。
対策を講じるとは思うが、観客の間隔が守られるかは疑問だ」と話す。
今後の対策について、秋原教授は「行政が市民に対し『あともう少し気を引き締めて頑張ろう』とメッセージを送り、
頑張っている姿を見れば市民も聞く気になる。まん延防止等重点措置や緊急事態宣言などインパクトがある対策は
一定の行動変容を見込める。今打ち出すべき時だ」と語った。
一方、市民には「大型連休は感染抑制のチャンス。学校や職場に行く必要がなく、人出が抑えられる。
ステイホームを徹底すれば、感染の広がりを抑えられる。逆に人出が変わらなければ、大型連休明けは、
さらに感染拡大のスピードが加速する可能性がある」と話した。
北海道科学大保健医療学部・秋原志穂教授(感染症看護学)=本人提供
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2021/05/02/20210502k0000m050183000p/9.jpg
ソース 毎日新聞 05/02 20:40
https://mainichi.jp/articles/20210502/k00/00m/050/182000c
引用元: ・市民マラソン中止なのに…五輪テストマラソン開催方針に疑問の声 [峠★]
地元市民、怒れ
オリンピック中止しろハゲ!
東京はどうやって中止するか検討に入ったらしい。
都議選でも小池百合子や与党が中止を問うらしい。
なので五輪はほぼ中止となる。