ディカプリオは2002年、「僕の『タイタニック』後の経験はとても空虚なものだった」と同作の世界的な大ヒットであまりも強く“美少年”のイメージがついてしまったために、俳優として正当に評価されず苦しんだことをNYTimes.comに明かしている。イメージの固定は表現者としての死だと理解していたディカプリオは、ヒーローから悪役、ドラマからコメディーまで、そんなイメージを打ち破るためなら何だってやってきた。
そしてマーティン・スコセッシ、クリント・イーストウッド、クリストファー・ノーラン、リドリー・スコット、スティーヴン・スピルバーグ、クエンティン・タランティーノ、アレハンドロ・G・イニャリトゥら名だたる監督たちとの仕事を勝ち取り、一流の俳優としての評価を確立。『アビエイター』(2004)、『ブラッド・ダイヤモンド』(2006)、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)で念願のオスカーを獲得した。同作ではクマに襲われて瀕死状態で埋められた主人公にふんし、凍てつく川に流され、木の根を食べ、死んだ馬の体内で眠り、格闘シーンでは本当に鼻を折るなど、まさにオスカー級の体を張った大熱演を見せている。
近年は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)で、ブラッド・ピットと長編映画初共演を果たしたことも話題に。落ち目の俳優の悲哀を繊細かつコミカルに演じて、同役でもアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。若いモデルとばかり次々と付き合ってきたディカプリオだが、2017年12月からはモデルのカミラ・モローネ(23)と交際しており、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でノミネートされたアカデミー賞授賞式には彼女を同伴。オスカーに恋人を同伴したのはジゼル・ブンチェン以来15年ぶりのことであり、本気の相手なのかもしれない。
今後もアカデミー賞を騒がせることになりそうな話題作への出演が続くディカプリオ。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』など社会派エンタメ映画の名手アダム・マッケイ監督の新作コメディー映画『ドント・ルック・アップ(原題)/ Don’t Look Up』ではジェニファー・ローレンスと共演し、スコセッシ監督の新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン(原題) / Killers of the Flower Moon』ではロバート・デ・ニーロと共演する。今年のアカデミー賞で国際長編映画賞に輝いたマッツ・ミケルセン主演のデンマーク映画『アナザーラウンド』の英語リメイク化の権利も勝ち取り、プロデュースのみならず、主演も務めるのではないかと伝えられるなど、“美少年”から見事な脱皮を遂げたディカプリオはこれからも第一線をひた走り続ける。(編集部・市川遥)
https://news.yahoo.co.jp/articles/28b4066e93c18d5072dd2788f62e4d3fee4d8632
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引用元: ・『タイタニック』から24年…レオナルド・ディカプリオの現在 [首都圏の虎★]
リバーフェニックスもジミーみたいなイメージが気に入らんかったらしいし
ヒースレジャーもアイドルっぽい扱いに悩んでたし
このディカプリオは最高だった
完全にお前で草
その後がとても苦労する
ディカプリオは年をとって子役の呪縛から逃れてやっと役者らしい良い顔になった