金メダル効果、スケボー人気沸騰…「格好いい」体験会や教室に殺到
日本勢の金メダル獲得で人気が高まっているスケートボード。体験会に参加する子どもたちが増えている(28日、東京都江東区で)=早坂洋祐撮影 【読売新聞社】
ハニカミ→ゴルフ
にしこり→テニス
藤井→将棋
堀米→スケボー
「まずは上に立ってみよう」。東京都江東区のスケートボード場で28日、インストラクターに促された小学生ら27人が両手でバランスを取りながら、ゆっくりとスケボーに乗った。
ヘルメットやプロテクターを身につけた子どもたちは、施設を運営する「H.L.N.A」が週1回開催するスクールの体験会の参加者。新競技の男子ストリートで堀米雄斗選手(22)が金メダルをとった直後から申し込みが急増し、スクールの入会者数が100人以上増えた。インストラクターの小林龍平さん(26)は「格好いいのでやりたいという子どもが多い」と話す。
片足で地面を蹴って進む「プッシュ」を練習した小学3年の男児(9)(川崎市)は「テレビでボードが浮いて、回転しているのを見てすごいと思い、お母さんに頼み込んだ。初めてだったけど、スーッと前に進むのが、気持ち良かった」と喜んだ。
東京都渋谷区の「ムラサキスポーツ原宿明治通り店」には、「スケボーを始めたい」「久々に再開しようと思う」と来店する若者らが相次ぎ、スケボーの売り上げが倍増した。
同店はスケボー関連の商品が充実しており、専用コーナーにはカラフルなボード約500本が並ぶ。28日も親子連れや若者らが来店し、品定めしていた。
スケボーは新型コロナウイルス下で「一人で楽しめるスポーツ」として人気が高まりつつあり、在庫が一時、品薄となったこともある。店長の藤原武郎さん(39)は「金メダルで競技人口が増え、人気が定着してほしい」と期待していた。
練習場の普及を進めるNPO法人「日本スケートパーク協会」(東京)によると、元々は海外の街中で生まれたスポーツだが、国内では多くの公園で、手すりや階段などの破損、騒音が発生し、安全面への配慮もあって禁止されている。人通りが多い道路でスケボーを走らせる人もおり、迷惑行為とみられることが多い。
全国の練習場は今年5月末現在で418か所あるが、河崎覚・代表理事(51)は「海外とは比較にならないほど少ない」という。
こうした状況から、協会などは、路上や禁止される公園で練習するスケーターが増えることを懸念する。新型コロナで施設の一部が閉鎖されており、競技人口の増加に対応できない可能性も高いという。
コロナでスケボー場が閉鎖された東京・駒沢オリンピック公園で練習していた中学2年の男子生徒(14)は「五輪をみて上手になりたいと火がついた。ここは禁止エリアだけど練習場所がない。警備員にしかられたこともある」と話す。
女子ストリートで金メダルに輝いた西矢椛もみじ選手(13)が練習する大阪府松原市の「スポーツパークまつばら」は、「堂々とスケボーで遊べる施設を」などとして市が整備した。
同協会の河崎代表理事は「金メダル獲得でスケボーのイメージが変わった今がチャンスだ。子どもたちが思いっきり楽しめるよう、公園の一角を改修するなどプレーできる施設を増やしてほしい」と話している。
引用元: ・金メダル効果、スケボー人気沸騰…「格好いい」体験会や教室に殺到← 日本はミーちゃんはーちゃんばかりだな
五郎丸→ラグビー
2019年12月28日 16時00分
ラグビースクールで練習する幼児たち。W杯効果で入会希望者が増えた=東京都町田市で(松村裕子撮影)
ラグビースクールで練習する幼児たち。W杯効果で入会希望者が増えた=東京都町田市で(松村裕子撮影)
日本代表が史上初の8強入りを果たすなど、空前のラグビーブームに沸いたラグビーワールドカップ(W杯)日本大会。東京都内ではラグビースクールに入会を希望する幼児や小学生が急増している。申し込みや問い合わせが後を絶たず、体験参加でも順番待ちのケースも。四年前の前回大会を上回る人気の沸騰ぶりだ。 (松村裕子)
公園や街中でスケボー乗り回す迷惑な連中が増えると思うとうんざり